シュバルス

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのシュバルスのレビュー・感想・評価

3.5
想像したよりよっぽどしっかりと作られた映画だった。
仕方ないが主人公レネーの向こう側のべしゃりが達者なエンタメおばちゃんが見えてしまったが、
特筆すべきはこの映画、悪人が本当に一人も出てこない。
大抵ブスの主人公の周りにはクソ性格悪い人間が蔓延ってるもんだけど、何という爽やかな映画だろうか。
変な言い方だがそれが逆にリアルに感じられた。
確かにね。
人間同士合う合わないはあって、合わない人間は自分にとって嫌な人。
だけど自分が変わればそれは良い人に変わるのも考えさせられる。
そしてその逆のベクトルが主人公レネー自ら過ちを犯すところもリアルに感じた。
どうしてもイケてない女子映画というとブリジットジョーンズを連想してしまうけど、あれとは明らかに違う世界。
そして元同僚にはなんか萌えた。
シュバルス

シュバルス