私はヒロインのキャラ嫌いじゃない。
というか、ヒロインの勘違いっぷりがなんとも愛らしい。この手の映画は大体いつもCGや特殊メイクで変身パターンが多いが、本人の思い込みだけでここまで描けるのはスゴい。
実は男性にとっての「かわいい」の定義は十人十色、いや万人万色、人それぞれだし、ヒロインのレネーのように勘違いでも、自信を持ってる女の子はホントに魅力的に見える。
ただ、キャラクターはみんな濃いのに、それを活かしきれておらず、映画としての中身は浅かった。
ラストは決して悪くないが…。お約束感は否めず。