全てが非現実的過ぎて逆に面白かったです。
有り得ないほどスリリングな空中での奮闘シーンもドウェインジョンソンだから許されるというのもよくわかります。
いくつになってもすごい筋肉ですね…
粘着テープもドウェインジョンソンじゃなかったら使いこなせなかった気がします。
この映画が公開された年に、中国のルーフトッパー（ルーファー）が高層ビルの62階から落ちて亡くなったという事故動画が話題になりましたが、
実際、高層ビルの外壁に指だけで何秒かぶら下がった状態から改めて屋上に戻るなんて、90度角の外壁ではボルダリングのプロでも相当難しいみたいですね。
この映画の中盤で出てくる、工事用クレーンからビルに飛び移るシーンは、わたしの中では1番スリリングなシーンで、
ジェットコースターが下に降り始める瞬間に感じる胃が縮むような感覚になりました。
スーーーッとする感じです。
このシーンは高所恐怖症のひとにはなかなかキツいなと思いました。
そこからはひたすらドウェインジョンソンの筋肉と運に頼ってみていけます。
余談ですが、シンガポールのパンパシフィックホテルにいくと外壁にガラス張りのエレベーターが壁から剥き出しで骨組みもなく38階まで設置されているので、泊まっているひとでなくてもエレベーターに乗って、この映画と似たような感覚を楽しめます。
38階＝東京都庁が48階建なので、かなりそれに近いところまで行ける感じです。
ちなみにわたしは高所が苦手なので、足がくすみました。
