ジワる。
プーさんと思ってたから、明るい映画を想像してたけど、終始暗めの映像で、プーさんも口数の少ないだいぶ落ち着いたクマでした。
が、言うことがイチイチジワる。
子供を見てると、昨日のことも明日のことも考えずただひたすらに今に生きてる。
目の前のことをただ楽しんでる。
私はと言うと、気がつくと未来がどうなるのかと言うところばかりに気を取られ、そこに行くために必死に動いている。
そして、あまりにそこに一生懸命になるため、目の前の大事なことを蔑ろにしちゃうんだよね。
当たり前にそこにあるものへの感謝が薄れて、まだ手にしていないものの方が大事なような気がしてきちゃう。
プーさんが最後に言った
"今日"が一番好きな日
ってセリフに、ものすごい深さを感じました。
正確には覚えてないけど、
「待っていると、"何かが"僕を見つけてくれる」
「"何もしない"ことが最高の何かに繋がる」
と言うのも、ジワジワ。
ここ数年の自分のテーマの答えのように感じた。
無理にコントロールせずとも、人生はちゃんと開けていく。待っていれば答えはちゃんとやってくる。
そして、会えない間も真っ直ぐに、ただただクリストファー・ロビン。大人になって変わってもなお信じ続けるプーさんに、疑い深い自分を比較して恥ずかしくなった。
大人は焦りすぎなんだよね。
本当、"何もしない"が必要だと思った。
プーさんはもはや、悟ってた。
長老じゃんか。