加藤亜季子

プーと大人になった僕の加藤亜季子のレビュー・感想・評価

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
3.4
めちゃくちゃ楽しみにしていたので公開初日に観に行ったけど、かなりの酔いと頭痛と眠気の中で見たので、最初15分くらい寝てしまいました…

まあそんな最悪のコンディションの中で見たというのを差し引いても、そんなでもなかったかなあ…
私が心の底からプーさんと百エーカー森の仲間たちを愛しているという、その愛情だけで幾分楽しく見れたけど、でもまあ映画そのものとしてはちょっとイマイチ…かなあ?
ミスポターの期待値で観ると全然及ばない。まあ全然違う話ですけど。

でもユアンマクレガーは観る前から適役だと思っていて、クリストファーロビンをやるのは彼以外にいないと思う。これに関しては本当に絶対的な自信がある。
クリストファーロビンをやっていいのは絶対ユアンマクレガーだけ!!!
なぜかと聞かれると、ただそう思うからだけだけど。だからそのキャスティングに関しては100点。まあ、あんな小さい娘がいる年齢ではなかったかもだけどね。

でも前半ちょっとクリストファーロビンがやっぱり冷たすぎて、なんか見れなかったんだよね。いくら変化を描きたかったとしても、あんな冷たいクリストファーロビン見たくない。
あとプーがちょっと良い子すぎたかな。あんな寂しそうな顔して静かに身を引いたり、みんながはしゃいでる中一人遠くの丸太に座ってたり、そんな大人びた性格じゃないはず。
それに音楽も色も暗い。ロンドンは元々グレーの街なんだから、百エーカー森をもっと明るくしても良かったんじゃないかなあ。

でもまるでオリエント急行殺人事件ばりに、プー・ピグレット・ティガー・イーヨー・ラビット・オウル・カンガとルーって1人ずつバンバンバンってヨリヨリ1ショットで映していくのは馬鹿馬鹿しくて可愛かった。笑

あと、ロンドンへの大冒険にラビットオウルカンガとルーは置いてけぼりだったのが可哀想😩
後でお話を聞かせてあげるんだろうけども。

そして六本木のレイトショーの時間で、かなり大きいシアターにめっちゃ人入ってたのが一番驚きだった。
世の中の人ってそんなにプーさん興味あったの!?


六本木TOHOシネマズ