森も川も空も
草原に咲くピンクの花もそよ風も、
深呼吸したくなるぐらいに心地良くて
それだけで、なんだか少し
優しい人間になったような気持ちになる。
子供の頃は今よりもっと世界が眩しくて
毎日冒険みたいな突き抜けた明るさがあったのを思い出した。
私も風船たくさん持ったら空を飛べると思っていたし
何ならホウキにまたがって本気出せば
自力でも空を飛べると思って何度も試したりしていた。
大人になるとつい時間を気にしたり
気付けば時間に追われることが多くなって、
何もせずただ心地良く
ゆったり過ごすことも減っていることにさえ気付かずに
ただ毎日を過ごしていたのだと、ハッとする。
目に飛び込んできたものを
言葉にすることがゲームになっちゃうぐらい
肩の力を抜いて、ゆっくり毎日を楽しみたいと思えた。