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ミッシングのlemmonのレビュー・感想・評価

ミッシング(1982年製作の映画)
4.0
南米チリ。
若い夫婦。
夫は新天地に生きがいを、、、。
時代は73年、クーデター。
夫が行方不明に。

米国から息子を探しにきた父。
夫の嫁で捜索する。


内容は社会派ドラマでしんどそうなのだが、レモンとスペイセクの芝居に引き込まれてあっという間に終わる。
そこまでの驚くべき展開は個人的になかった印象だが、熱のこもるレモンに、画面に溶け込むスペイセクと、2人のバランスもよく、一緒に旦那の行く末を追った。

クライマックス。
この父の言葉もわからなくもないが、ほとんどの人が領事館側の意見に近い気がする。
自責。
やはりそのあたりの覚悟はしないと。
それに当の本人も家族や大切に想ってくれる人が心配することは忘れてはいけないよなあ。

面白かった。
2回目見ることはなさそう。
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