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ある少年の告白のFyohkoのネタバレレビュー・内容・結末

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます


『ある少年の告白』
.
2019年公開のアメリカ映画
.
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ここしばらく
ヨーロッパ系の
作品尽くしだったんで
.
久々のアメリカ産


裕福な家庭に生まれ
父は神父という
信心深いキリスト教徒の
両親を持つ主人公


大学生活を寮で過ごすも
親切にしてもらった
同級生から
レイプされてしまう

それをきっかけに
自身が同性愛者であるコトに気づく


両親の元に
密告電話が入り

教会が支持する
同性愛者の転換教育施設に
送り込まれてしまう


そこで行われた
異常なカリキュラムに
反発を覚え

母の手助けを得て
脱走するも

体面を気にする
父親と衝突するコトで
家族は崩壊してしまう


そんな中
施設で目をつけられていた
同僚が自殺したコトをきっかけに

新聞社に告発文を掲載し
社会的問題に発展させる


と、いう
実話ベースの話


ニコール・キッドマン
ラッセル・クロウと

なかなか豪華な
キャスティングな上

実話ベースというコトで
期待度高めだったせいか


LGBTQと
宗教の組み合わせという

HOTな話題なハズなのに
イマイチ厚みに欠ける感が
否めないかな…


宗教というのは
歴史的に見ても

政治利用されたり
科学の登場により
矛盾が生じ

現代においては
多様性が叫ばれる中

なかなか難しい立ち位置に
なっていくのではないか


作中の矯正施設も

同性愛者の精神を
叩き壊し、再生させるという
スパルタなカリキュラムで

所謂、洗脳

引き絵で見たら
宗教のマトリョーシカ状態だ


舞台が、アメリカ南部の町
というところも
さもありなんである

.


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