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ある少年の告白のrrrのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.7
・平凡な田舎町で暮らす大学生のジャレッドは とある出来事で自分が同性愛者だと気付く 牧師である父と母に思い切って告白するが息子の突然の告白を受け止めきれない夫妻 同性愛の矯正の為の施設を薦められ参加したジャレッドだったが、その転向療法に疑問を抱き…的な内容

・実際アメリカにはこの物語に出てくる様なゲイ矯正セミナーが沢山存在しているそうで、そこでの行き過ぎたプログラムが問題になったりと 一昔前ではお目に掛かれない今の時代らしいモチーフだなと思いました それだけLGBT案件が増え 公の場での事案にせざるを得なくなって来たと言う事でしょうか
・この物語の救いは、息子が正しかろうと正しくなかろうと、兎に角信じる!と言う母親の信念なのかなと
この世で一人だけでも自分を愛し 信じていてくれる存在の心強さと その愛を信じられることこそがこの物語の救いであり、揺るがない部分だと思いました
・父親も神父と言う立場上、自分の信仰と息子への愛とホモホビュアの狭間で苦悩しているのもまたひしひしと感じられ… 剝き出しの本音には本音で答えるしかない…難しいですね
・物語自体は盛り上がりに欠けるかなと言う感じはしましたがヘビーな内容はかなりの見ごたえがありました 
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