暁に祈れのまーぼのレビュー・感想・評価

入れ墨野郎まみれのタイの刑務所が怖すぎです。タイ語には字幕なくセリフ自体も少なくかなり説明不足なところもまるでドキュメンタリー映画を観ているような気持ちになった要因かもしれません。とにかく主人公の痛みが伝わりまくる前半が息苦しいですが、後半はどことなく神々しさすらも覚えたのが不思議です。これに比べたら今の自分の生活って楽だなと感じさせてくれるのも映画のひとつの効能だと思いますが、今回はその効能がかなり効いています。（シネマート新宿）