直前まで使っていた本物の刑務所、出てくる囚人は本物の元囚人、本物のレディーボーイ達、本物のタトゥー、ムエタイクラブのコーチは元チャンピオンボクサー、タイ人達の会話は台本なかったらしい、ほんで実話。
監督は1年前から元囚人達と接触し、本人達から話を聞いて忠実に再現したそうで、刑務所の話だけどこれは彼らの物語でもあると語っている。
主人公と同じく観ている側もタイ語が全く理解できない異国の刑務所で擬似体験させられつつ、置いてけぼりかと思いきや逆に不安と緊張感を与えられ強制的に引きずり回されるそんな映画。
映画館に観に行く気満々だったけど、やっぱりボクシングかぁ〜、、と思って結局観に行かなかった事を後悔した！！！
約2時間に納められた映像、これが何年も続く生活って生き地獄すぎる。(白目)
とにかくボリュームがすごい。最後のシーンには胸がグゥワァっと来た。
