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愛と希望の街のsuamaのレビュー・感想・評価

愛と希望の街(1959年製作の映画)
3.8
裕福か貧乏か、立場の為か生活の為か、貧富の差
境遇と環境をしっかりと残酷に描いている
愛も希望も有るようで無い、ちゃんと苦しく、ちゃんと辛い
不条理な社会傾向には現代でも通ずるものがあると思った
平和の象徴である鳩を使い表現する当時の希望という名の影と現実
やり場のない怒りをテーマに描き、この気難しい溝を映像で見事に上手く表現していて、本当にデビュー作とは思えない程にすごい作品
心に重々しく響く
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