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愛と希望の街のmのネタバレレビュー・内容・結末

愛と希望の街(1959年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

『愛と希望の街』なんてタイトルが全く相応しくない。デビュー作で格差社会を主題として取り上げるのは大島渚っぽい。

ルームミラーにぶら下がるストラップ、窓越しに見える船が明らかに視線を中心に誘導している。時間経過を描写するためのズームイン/アウトは、本来の目的を外れて私たちの無意識を顕在化する。残酷すぎる。映画的な時空間を巧みに使った素晴らしいシークエンス。

🕊👞
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