二階堂じぞー

名探偵コナン ゼロの執行人の二階堂じぞーのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

安室さん(今回はほとんど降谷さん)を観るための映画。
ゼロの執行人というタイトル、片仮名のルビがない!と思ってたけど、降谷零(れい)と公安ゼロをかけて零(ゼロ)の執行人だったのかなっていう降谷さん映画でした。

今回の新しいビル群、爆発しそう~と思ったら早々に爆発するし、ワイヤー弾けそう~と思ったら弾けるのでいっそ気持ちがいい。

公安の種類とか作業玉の関係を理解するのが難しかったり、あんまり子供向けではない感じもするけど、事件と爆発とギリギリ脱出アクションという意味ではいつも通りだったので訓練された子供たちなら普通に楽しめそうかな~。

公安…というか安室さんの「違法捜査の始末は自分でつける」というフレーズがそんなに必要?ってくらい繰り返されてて、屋上のシーンで回収したと考えていいのか悩む。
これが今後の本編(というか安室さんの行く先)に絡んできたら嫌だなぁ、安室さん死なないよね…?

前々回の漆黒に引き続き、今回も風見の不憫さが際立ってて泣けた。
爆発で焦げるし、コナンにしてやられるし、コナンの目の前で降谷さんに締められるし、降谷さんが自殺させた人の結末あれだし、自分の作業玉はあれだし…風見…がんばって…

そして今回の影の主役、RX-7!!
なんて活躍!安室さんの手となり足となり、フロントを飴細工のフェイクガラスのように叩き割られても健気に走るし!!飛ぶし!!片足で立つし!!安室さんの彼女かな?ってくらいナデナデされてたし!!
この車、佐藤警部補と色違いだね~って登場して初期から横っ腹クラッシュしながら犯人を止めたりしてて、今回ついにあんなことになっちゃったけど、我らが安室さんなら新車より高くつこうとも修理に出してくれると信じてます…!!たのむ…!!