青春ですねぇ。いいなー。
全くノーマークだったこの作品。なんか気分が落ち込んでて、楽しくなれる作品を映画館で観たいと思いチョイス。
結果満足でした。
泣いちゃったよ(笑)
実話がベースらしいんですが、まあ、お話自体は物凄くベタ。弱小チームが次第に強くなっていく、というお話がベースで、まあ、どこかで観たことあるようなエピソードが続きます。
バスケ大好きだった主人公がいじめがきっかけで、部活を辞め、さらに学校まで辞めちゃう。
転校先では部活をすることを自ら禁じ、帰宅部。けれど、前の学校での活躍が、転校先のバスケ部の面々に知られたことから、バスケ部に勧誘されるようになり。。。
ってのが、序盤。
挫折を経験した主人公が、信頼できる仲間に囲まれるようになり、やがてチームを強くしたいと考え始める。
そんなに驚くようなことは起きないんだけど、張った伏線をうまい具合に回収しながら、個人の成長、チームの躍進、そしてなんだかもどかしい恋の行方など、きっちりしっかり楽しませてくれる。
主人公の父親役の椎名桔平さんがとってもいいんだな。俺はどっちかというのと父親目線で主人公を見ちゃったりするしね。
立派で素敵なお父さん、頼もしかったてます。
高校生バスケチームを支える、先生や父兄などの周囲の人々もナイスキャスティングな方が多くてそちらも楽しめました。
竹中直人さんはやっぱり竹中直人なのが素敵(笑)
青春映画としては十分に面白く、楽しい。ちょっと出来すぎな所もあるけど、それも含め、良い映画でした(^^)d