作り手のこうゆう画を撮りたいっていうエゴが垣間見えて嫌だった。はいはい綺麗綺麗。わざわざ100分超えでストーリー描かなくても、MVとかで見せたら良かったんじゃない？感。
青春っていいわねぇっていう純粋な視点で見れなかった私が薄汚れてたのかしらと自己嫌悪。私の青春がこんなに美しくなかっただけなのか、少なくともこんな2、3日のノリの友情で成り立つほど単純ではなかった為共感できず。
田舎で育ち、それぞれの進路や夢に葛藤があるというのは良いテーマ。そのテーマを彷彿させる良い台詞も中にはあったけど、基本的に脚本が面白くない。もうちょっとマシな会話劇を見せて欲しかった。
タイトルに入れるくらいなんだからもう少し高崎ならではの田舎感押したら良いんではなかろうか。高崎じゃなくてもどこでも良かったのでは？原作がある作品みたいなので文句付けるのも違うかもしれんけど。高崎観音とかで画としての高崎感は描写してたけど。それだけじゃ意味がないような。
にしても出てくる子たちが何処か都会感が抜けておらず、皆さん演技は上手だけれど、既に都会で洗練されたであろう感がどうしても気になった。もっと野暮ったい中にキラキラしてる高校生を見たかった。
