ライラ

記憶の夜のライラのレビュー・感想・評価

記憶の夜(2017年製作の映画)
4.9
終わり方が困惑するので、ハッピーエンドが好きな人には向かない。バットエンドやモヤモヤした感じが好きな私には楽しめた。フィクションの映画としたら、とても面白い。序盤でホラー作品かと思ったがそうではなく、オチが見えそうで見えなくてどんどん展開していくところが面白かった。ジンソクが勉強をしている時のシーンで辞書に「hypnosis」にマーカーをしていて暗示しているかのような、そういった細かい所も良かった。外出すれば分かるとの意見もあるが、二浪しているジンソクを韓国社会の現実として考えると納得がいくと思う。
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