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千と千尋の神隠しのtatsuのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.0
10年ぶりくらいに鑑賞しました。

国内盤ブルーレイは5千円近くするので、ちょっと手が出ませんが、北米版ブルーレイ(スチブ)が、2千円くらいで楽天やアマゾンで購入でき、普通に国内の再生機で再生が可能なので、気になる方は是非調べてみて下さい!ちなみに、スチブ結構かっこいいです!

内容ですが、こんなに面白いっけ!?とびっくりする面白さでした。まず世界観が本当に秀逸。全体的には、なんだこの話?なんだこの世界観?なんですが、何故か物語に引き込まれる。この感覚がやっぱり宮崎駿作品の素敵な所かと思います。

エヴァンゲリオンでもおなじみ、庵野秀明監督が以前インタビューで「謎に包まれたものを喜ぶ人が少なくなってきている」と発言していましたが、たぶん宮崎駿も庵野秀明も、感覚がすごく近くて、自分の頭の中のものを表現するから、それが必ずしも「おもしろさ」だけを突き詰めている人たちじゃないような気がしました。

だからこそ、この「不思議さ」「謎」に惹かれるんだと思います。
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