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千と千尋の神隠しの人のネタバレレビュー・内容・結末

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

海外だとネトフリで見れちゃう最高😆😆
シンガポールにいる間にジブリ制覇を決めました

何度見ても新しい発見があって作り込みが本当に素晴らしい!
君たちはどう生きるかを見た後なのもあり、これぞ宮崎駿全盛期の作品だなと強く感じる。

駿お馴染みのお説教、お辞儀だけじゃなくて、挨拶、感謝はしっかり口にだして言いなさいとか、ちゃんと映画に組み込まれてるけど、最近の作品と違ってそこまでくどくなく、なんとなく感じとれる程度におさめてあるのが全盛期だなと思った。教養にもいいし、シンプルに映画としても面白い!どこを見てもかわいいしおしゃれでアクション豊富。いつになっても映像は美しいし音楽も最高で今見たのにまた何度も繰り返して見たくなる!

昔は、変なところに来てママパパが豚になった女の子がなんか頑張ってハクと仲良くなった話だとしか思ってなかったけど、今見たら世間知らずの幼い女の子の始めての就業体験だと思った。

あと成長して意見を言えるようになったもんだと思ってたけど、思ったより千尋ちゃんは最初から意思強くて頑固でハッキリ物申すタイプだった。

それから湯婆婆はとんでもなく意地悪なばあばだと思ってたけど、ルールは守る、どんなに嫌なお客様でも全力でおもてなしするっていう仕事のプロフェッショナルで、お金にがめつい社長なんだと思った。言ってることが意外とまともだけど、子供から見たらそりゃ恐ろしいばあばでとても損してる😅

特におにぎり食べて安心して泣いちゃうシーン、これは感動した!!!本当にご飯は大切だ!!!1人知らない土地で不安な中、ご飯にありつけた時のあの安心と感動!チェンジしたホストハウスでおいしいカレーが食べれた時の感動と似てる🥹🥹🥹

記憶は忘れてるんじゃなくて、思い出せないだけってそうかもなって思った。認知症になると忘れるっていうのがこれまた恐ろしい。最近写真撮りすぎかなあってよく思うけど、こんだけ情報に溢れた社会なら写真を撮るのも大切なことかも

千だけじゃなくて全部のキャラクターにも物語が想像できるし、感情を伝える細かな動作は本当に素晴らしいと思った。もう会えないことが分かってるハクとまた会えると信じてる幼い千の別れの描写とか、その後、あんなに勇敢になったのに、トンネルを通る時だけ怖がってるとか、そりゃもっかい変なとこ出たらどうしようとか帰れんかったらどうしようって思うよなって思った

挨拶できるようになってちょっとてきぱきしたけど、結局まだ子供っぽい千尋ちゃんのお話、帰る前にまた見ないと︎👍🏻 ̖́-
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