「わからんか 愛だ 愛」
今のところ、人生で一番見た回数が多い映画。幼少期、金曜ロードショーでやってたのをビデオテープに録画して擦り切れるくらい見た。誇張抜きにセリフ覚えるくらい見た。で、大人になってから映画館でリバイバルを見た。感動した。
キャラの魅力とか世界観とか主人公の成長とか、見どころが沢山あって、見る度に感想が変わる不思議な映画。
凄い好きだし面白いとも思うけど、なにが面白いのか具体的に説明できない。「少女の異世界成長譚」みたいな当たり障りのないことしか言えない。
作中描写される不思議な異世界が、恐ろしくも美しく魅力的で素晴らしい。そこに住まうキャラクターたちも唯一無二。
中でも僕はちょいちょい画面に映るデカいひよこの神様(オオトリ様)が特に好きで、ずっと携帯の待ち受けに設定してる。
あとは銭婆の家まで案内してくれたランプのお化けみたいなやつと、エレベーターで匿ってくれた大根みたいな神様(おしら様)が好き。
人だとリンさんが好き。物言いが乱暴だから最初はキツい印象受けるけど、真に優しい先輩ってああいう人なんだと段々わかってくる感じ。誰とでも分かりあうポテンシャルを持ってるタイプ。長く付き合えるのってああいう人だと思う。面倒見てもらいたい。