まる

千と千尋の神隠しのまるのネタバレレビュー・内容・結末

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

何度観てもだいすきな作品です。

千尋の成長、きっと元からあっただろう生きる力、言葉の力、と重み。

人間のせいで汚れた川の神様。
埋め立てられ忘れてしまったハクの名前。

一人で歩けなかった千尋が、カオナシや坊を気にかけながら自分で決め歩き電車に乗るところ。

寂しくて誰かに必要とされたくて、でも自分がないカオナシ、銭婆のところで居場所を見つけられてよかったなぁとおもう。

銭婆の「一度あった事は忘れないものさ。思い出せないだけで。」というセリフがとっても好き。

ハクのおにぎりをボロボロ泣きながら頬張る千尋、ハクの名前を思い出すところ、二人の最後のお別れと光る髪留め、何度観ても涙が溢れる…。

ハッピーエンドのようで、いつもとても切なくて寂しい気持ちが残る。
千尋とハクがまた会えたらいいなぁ。


データ放送で見た宮崎監督の想い、グッときた。あの文章どこかに残ってないのかな。もう一度見れないかなぁ。
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