このレビューはネタバレを含みます
何度観てもだいすきな作品です。
千尋の成長、きっと元からあっただろう生きる力、言葉の力、と重み。
人間のせいで汚れた川の神様。
埋め立てられ忘れてしまったハクの名前。
一人で歩けなかった千尋が、カオナシや坊を気にかけながら自分で決め歩き電車に乗るところ。
寂しくて誰かに必要とされたくて、でも自分がないカオナシ、銭婆のところで居場所を見つけられてよかったなぁとおもう。
銭婆の「一度あった事は忘れないものさ。思い出せないだけで。」というセリフがとっても好き。
ハクのおにぎりをボロボロ泣きながら頬張る千尋、ハクの名前を思い出すところ、二人の最後のお別れと光る髪留め、何度観ても涙が溢れる…。
ハッピーエンドのようで、いつもとても切なくて寂しい気持ちが残る。
千尋とハクがまた会えたらいいなぁ。
データ放送で見た宮崎監督の想い、グッときた。あの文章どこかに残ってないのかな。もう一度見れないかなぁ。