ぱとちゃん

千と千尋の神隠しのぱとちゃんのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.5
「私が欲しいものは、
あなたには絶対に出せない」
ー 千(千尋)

いつ見ても傑作ですね。

傲慢・怠慢・貪欲などなど
人間普遍的なテーマの探究から、
先進国ならではの、
消費主義・モノの価値の風刺や、
日本特有の「働く」ことの
美徳を肯定させることまで、
結びつけるところが天才過ぎる。

家族のために「働く」、お金をもらう。
お金の価値は、「家族を守る」こと、
その思いです。
それが見失われると「貪欲」へと変わる。
自分が何のために「働く」のか、
考えさせられる映画です。
僕は少なくとも、家族のためです。

【鑑賞回数】2回目
ぱとちゃん

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