まひろ

千と千尋の神隠しのまひろのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.0
久しぶりに観るとやっぱなかなか良かった。
自分の生まれた年の映画がこれで、なんかうれしい。
今観ると子供の頃はなんとも思わなかったけど作画がやばいなと思った。ヌルヌルうごきまくるし、CGの使い方とかもすごく効果的に使われてるんだろうなと思った。
昔はあの絵柄とか世界観が怖いけど、それがトラウマとして心に引っかかって逆によく観てた。今観ると自分が今すきな世界観とかがけっこう詰まってて、トラウマになったものはそのあと逆に好きになる事があって、子どもからトラウマを遠ざけようとするのは違うんじゃないかと。むしろそれが刺激になって脳の成長に繋がるみたいな、そんな事もあるのかも。まあ変なものをトラウマにさせちゃってまずい事になる事もあるかもだからむずしいと思うけど。
何を言ってるんだろう。
でもまあ驚いたのは、エンドロール見てて美術とかに中国?台湾かな?の人たちの名前が結構あって、いまはアニメとか観ててそういう外国人の名前が載ってる事よくあるけど、2001年のこのころからすでにそういう事が始まってたんだなと面白かった。しかも今のアニメで自分がすきなようなのには結構外国人の人たちが関わってるのが多くて、世界観が独特なものが多い。もしかしたらそういうのが好きになるきっかけは千と千尋にあるのかも。
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