なんとなーしに兄弟で観たけど結構面白かったかも。
これも変な話でハリウッドっぽい映画の街ニャリウッドで絵柄の全然違う人たちが泥くさーい映画作りの話を繰り広げるんだけど、この泥臭さがなんなのか凄く気になる。なんか日本ぽいアマチュア精神感なのかなとか、それをハリウッドぽい街で可愛い日本のアニメっぽいキャラクターとちょっとアメコミっぽいキャラがやってるから凄い変なバランスだなって最初違和感すごかったけど、ずっと飽きることなく観れた。
正直大した話では無いし、出来過ぎた話で、途中に出てくる映画哲学みたいのも分かるとこと分かんないとこと。
劇中でみんなが頑張って作ってる映画全然面白くなさそうで、銀行の話もすごいちょっとやり過ぎかなって思ったんだけど、実は作品の中で言ってることをこの映画自体がやってる事なのかなと思う。
話はすごい面白いわけでは無いんだけど、ずっと飽きずに観れるのは演出とか編集が面白いからで、本当は映画に大切なのはお話じゃなくて見せ方なんだって言うのをそのまま映画がやってると思ってちょっと良かった。
最後のセリフはちょっと寒気がしたけど、おれも90分の映画は好き。
