オオイタ

千と千尋の神隠しのオオイタのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
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DVDで多分1番観た映画作品なような気がする、10年前くらいだけど。

だから内容忘れてると思ったんだけど、観始めてみたら細かいカット割まで鮮明に思い出して、はあああああ〜という気持ちになったわけです。それはつまり、テレビで観る映画と映画館で観る映画は全く質の異なる(そもそも投影方式から違うわけで)行為であるという当たり前のことに感嘆したわけです。

話の内容は、これ子供の僕はどこにぐっときたんだ?シンプルなボーイミッツガールの話として完結する(とも取れる)するから?20歳をすぎた僕には、労働の映画としてしか捉えられなかった。本作のメタファーに関する解釈は友人に過大解釈だと諭されたので、ここでは披露しませんが(笑)労働を少女とファンタジーの世界に仮託させる宮崎駿の手腕は流石すぎる.....

あと意外と千尋のキャラクターってそんなに立ってないなあとか思いました、これは宮崎駿の女性観ともつながってくるのかな、いずれにせよ今日的な問題を含んだあまりにも大傑作!デカいスクリーンでぜひ
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