ペンバートン

スパイダーマン:スパイダーバースのペンバートンのレビュー・感想・評価

4.8
劇場で観れるまで待ってて良かった。3DCGと平面的なカートゥーンを折衷させた映像表現の快楽が凄まじい。サイケデリックなブルックリンに魅了される。スパイダーマンとヒップホップカルチャーの親和性の高さに着目した点も偉大。

やはりこの作品はマイルスが地下鉄で描いたグラフィティに象徴される。大いなる誤算から大いなる期待へのシフト。空虚で満たされない自己のシルエットから、誰もが代入可能で普遍的なアイコンへのシフト。