ピカチュウ可愛い、可愛いは正義。
ホントこの手のCGキャラクターの出来の良さは年を追うごとに小さくバージョンアップしていて、観客としてもこれが当たり前のクオリティと慣れちゃっている風もあって。
本物の、って生ピカチュウは存在しないけど、仕草とか表情とか、妙なリアリティがあり、生身のアクターとの掛け合いとかも実に自然。
もうそれだけでこの映画を観に行く価値はあるかなと思ったりします。
まあ、粗を探せば脚本がイマイチ、展開がかったるい、冗長、とかなんとも言えますが、純粋なキャラ物映画としては、ポケモンと聞かれてピカチュウくらいしか知らないとかのレベルの僕にでもすんなりとピカチュウ達に感情移入出来るのはやはり、キャラ造形の技術のおかげ、そのウェイトがかなり占めるかと。
しかし、ピカチュウが眉間にしわを寄せる、その表情のアイデアを考えた人はあっぱれですね、これと帽子とのアクセントで、可愛さが増幅されている感じ。
個人的には、結構かなりオススメ度が高い映画でした。ピカチュウ可愛いから。