これまでアニメで観てきたポケモンの世界が実写として見事に出来上がっていて、あの世界に行ってみたいと思ってしまうほどだった。
アニメシリーズ以上に人とポケモンの共存する世界がしっかりとかつリアリティのある感じで描写されていた事や第一世代のポケモンから最新の世代のポケモンまでもが登場したのも非常に良かった。
ストーリーの方はツッコミどころがあったものの、ミステリーとバディものの要素が良い塩梅になっていた。
主人公ティムの父親の捜索と彼がしていた事やピカチュウの記憶喪失の原因の調査を軸としつつ、ティムとピカチュウの友情が芽生えて相棒となっていく様子を描いていく。
この様が全てを知った後に思い返してみると、何だか心にくるよね。
黒幕が自身の目的を明かした時にピカチュウの記憶喪失の原因とかティムの父親の行方に関して、一瞬で察してしまったけど、ティムの父親を見た時に、「成る程、だからこのキャスティングなのか！」と驚けたからまぁ良いんじゃないのかな。
吹き替え版で観たんだけども、竹内涼真も飯豊まりえも西島秀俊も皆んな上手くて、全くノイズにはならなかった。
