思春期の繊細な心の機微が
上手い具合に描かれていた。
あるよねえ、2人が良かったのに
急に3人になって、でもそれを
嫌と思う自分が嫌、みたいな複雑な感情。
本当の事を相手にうまく伝えられずに
意固地になって全て投げ出したくなる感情。
誰もが思春期に一度は感じた「イタさ」
があって、ひぃーってなった。
2人で路上ライブしてた時の
キラキラ感もまた、青春ぽくて良い。
そして選曲も良い。
下手じゃなく、上手すぎない歌も良い。
ラストだけが突拍子がなくて
イマイチだったかな。
終わり方も少しモヤモヤ。
変わらない自分で生きていかなきゃいけない、
って事なのかな。
でもライブシーンの「魔法」
良い曲でした。