志乃ちゃんは自分の名前が言えないの作品情報・感想・評価

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」に投稿された感想・評価

Haru

Haruの感想・評価

3.5
志乃ちゃんと加代ちゃん。それぞれ悩みを抱えた2人。
この関係や時間が永遠に続くわけではないと分かっているから、余計に切ない。
でも一番印象に残ったのは「空気の読めない」強かも。空気なんか読まなくていい、と今なら思えるけど、高校生の時は「気に入られるキャラ」というのは確かに合ったなと思う。気に入られようとするほど空回りする…。どこかコンプレックスや脆さを抱えた人を丁寧に描いている映画だった。
しのちゃんは下を向いていて顔は見えない、
かよちゃんは横を向いていて目は見えない。
でも二人の気持ち、言いたい事はいっぱい伝わってくる。
髪の毛もセリフを言っている。
フレーム内にも不安定な光が何度も入ってくる。
そんなふたりが、合体変身する、しのかよ。
やっぱり目も顔も見えにくいんだけど、いっぱい伝わってくる、
さっきまでと違って明るいいっぱいが伝わってくる。
キクチも空気を読めないが三割、空気を破ろうとしているが三割、
あとの四割は陰で吐いていたり、逃げちゃだめだとか言ってるんだ多分、
そんな野郎をも受け止めるのかよ・・・受け止める加代。
こんな10代の子達のもんどりうつ姿に泣くシーンじゃなくても涙が止まらなかった。
诗织

诗织の感想・評価

3.9
とても良かったのに映画を観てから苦しくてうまく言葉にできない
周りの人たちが「治るもの」と思い込んでいるのが見ていてつらい。面白かったが、なかなかしんどい映画だった。
な

なの感想・評価

4.0
志乃ちゃんと加代ちゃんが橋の上で歌うシーンが眩しくて無敵で永遠だった…
とみ

とみの感想・評価

4.5
素敵な作品に出会えた...。

吃音症の女の子と、将来ミュージシャンになりたいけど音痴な女の子、そしてだいぶKYな男の子のお話し。

総合的に演出が好み。夜の商店街とかを除いて、全体的に光で明るいカットなのに、どこかいつも息しづらい雰囲気が出てる。これが思春期の不安定さだったかもしれないと思い出してきた。あとは、溶けるアイスクリームをただ映すカット。志乃ちゃんの気持ちをアイスが代弁してた。

歌ならスラスラと歌える志乃ちゃんは、加代ちゃんギターでデュオを組む。路上ライブをしたりする。加代ちゃん相当緊張してるはずなのに、リードして、えらいなすごいな。

演奏する楽曲がとにかく渋い。(加代ちゃんの部屋のポスターからただただ渋い。)こんなにも澄んだミッシェル「世界の終わり」やブルーハーツ「青空」があっていいものかと叫びたい。そしてわたしではもうどうしても、あそこまでの初々しさは二度と出せない。から、謎に超個人的な理由で切なくなった。

KYな菊地がアクセントとしてばっちりだった。最初は調子に乗りやがって嫌な奴と思ったが、バックボーンが明かされていくうちに、ただただ“不器用”で常に世界に溺れた気がしてもがいている子なのかと共感してきた。
ちょっとした渡辺哲さんの演技好きだったな。この人も“不器用”って感じ。

ラストシーンがとてもよい。伝えたいことはなかなか伝わらないです。でももう、魔法はいらないよ、魔法はいらないよ。

「笑わないで」

ずっと我慢してきた心からの叫び。
ああ思い出すとまた目頭が...。

久しぶりに殴り書きした。
しょこ

しょこの感想・評価

3.8
ああああかわいい!ピュアーーー!
と、特に前半は心の中で身悶えしながらごろごろ転げ回っていましたよ。
志乃ちゃんが初めて外で歌う場面では思わず涙ぐんでしまいました。

初めて見つけた居場所を菊地に侵され、きっと心の中では「加代ちゃんは私だけのものでいてほしいのに」とか「加代ちゃんをとらないで」という思いが渦巻いて、でも言葉はいつもいつでも、思うように出てこない。
そんなことを思ってしまう自分ってイヤな子だな、という思いもきっとまた苦しくて。
菊地におごってもらったアイスがとけてぽたりぽたりと地面に落ちていく様子が、言葉にならない志乃ちゃんの叫びであり涙に思えた。

新年から純度100パーセントのまさに「青春映画」を観てしまって眩しい思いでいっぱいです…
画面に光が溢れていて、キラキラしていたのもとても美しかった。

やっぱり蒔田彩珠ちゃん好きだなあ。

そして、志乃ちゃんの澄んだ「いのーちーかけてとー」っていう歌声が耳から離れない。
記録。

クラスみんなの前で自己紹介とかもう二度とやりたくない。志乃ちゃんの気持ちが分かりすぎて苦しくなった。歌うシーンは爽やか。
山本

山本の感想・評価

3.8
邦画では今年かなり良かった。見たあと磯丸水産で感動を噛み締めていた。橋の上で路上練習するシーンのまぶしさ。青春のきらめき。洋画ティーンムービーにありそう。吃音の困難を描いた映画ってほかになかなかないのでは。
どもることで声が出ず、それに対する周囲のフィードバックがさらに吃音を加速させるという負のループがどんどん主人公の顔を歪ませていく、その過程が原作でも周到に描かれているのだが、実写で見るとなかなか迫真に迫るものがある。そういうところがよかった。
原作もとても好きなので広まってほしかったのだが……半券を紛失したためスクラップに残ってないのだが、心に残っている作品。パンフレット欲しかったんだけど売り切れで手に入れられなかったのが惜しい。
mary

maryの感想・評価

3.9
自分の学生時代しのちゃんに近いところが多くて冒頭からかなり辛かった。学校なんて爆発しろって思ってたなぁ。
歌のシーンが好き。いつもクールだったかよちゃんのあの笑顔。泣くわー。
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