志乃ちゃんは自分の名前が言えないの作品情報・感想・評価・動画配信

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」に投稿された感想・評価

喋れないけど歌えるやつと歌えないけどギター弾けるやつがバンド組んで歌う話。

吃音という言葉は劇中出てこないけど彼女はおそらくというか間違いなく吃音症であろう。
おそらく同級生であったなら自己紹介で笑ってしまったであろうと思う。
無自覚な差別意識がどれほど怖いものかを改めて実感する。

ストーリとしては障害(と言ってしまうのが適切かはわからないが)を抱えた人が一歩踏み出すよくあるストーリーかな。
よくあるストーリーと言ってしまえばそこまでなんだけど上手くいかないのがとても良くて泣ける。
この世界に自分と繋がれる人なんていないと思っていて、親すらも信用できなくて、それでも信用できそうな人が初めて見つかって、とても嬉しくて、でもその人が他の誰かと楽しそうにしているのを見ていると、あー自分なんか必要ないんだと思ってしまったて、めちゃくちゃ分かる、分かるけどそれじゃダメなことも分かる。
最後に歌った「魔法」という曲。
タイトルもダサいし歌詞もめちゃくちゃダサいけど泣ける。
志乃が語る言葉も魔法の歌詞の一部になっていたように思う。
エンディングでは志野の歌詞に曲をつけたものが流れるかなと思ったけど流れなかった。
aki

akiの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

全体的にはすごいシンプルなんだけど、裏を返せばその飾らない感じが青春劇をすごく爽やかに映えさせていて、良かった

新しい環境で新しい人と関わるときの変な距離感とか、コンプレックスを曝け出しているときの居心地の悪さとか「生きるの下手くそ」な人間なら誰しも経験したことのあるあの空気感がひしひしと伝わってくるので、ちょっとつらい〜ってなる。

吃音って、あんまり周りに見たことないけど、本人かなりしんどいだろうな、と思った。
そもそも普通の人ですら本音を言語化するって難しいんよね。
だからこそ、衆目の中でも言いたいという衝動の熱量で言葉を無理やり引っ張り出すラストのシーンがすごくグッときた。

映画中の音楽はめちゃくちゃこすられたザ・名曲って感じの曲ばかりだけれど、言いたいことをうまく言葉にできない志乃ちゃんの声で歌われると改めて歌詞の力を感じてしまった、、、、
灰

灰の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

本編観てはじめて志乃ちゃんの苗字が大島なの知ったし、どうしてもクラスで浮いてる大島といったら、の子こと大島亮介を連想せざるを得ず、自己紹介失敗シーンでは突然現れた佐藤が「大島宇宙人」とイジりだすんじゃないか(実際現れたのは菊地で外国人扱いだったが)、加代ちゃんと組むユニットの名前が神聖かまってちゃんになるんじゃないか(実際はしのかよだったが)、ラストの叫び、いくらなんでも、この重要重大局面でほぼほぼ淀みなく自分の気持ちを吐き出すことが本当にできるのか、これは実際は何もかもが嘘で、現実には高校中退して千葉ニュータウンの団地の一室で失敗した学校生活を反芻しながら作曲と配信とリストカットを続けている23歳の大島ことの子がいるんじゃないのかとか、気が気ではなかったけど、実際はそんなことはなく、最後に提示されたのは、自分の気持ちをぶちまけることで魔法のように世界が変わったりはしなかったし、クラスでは結局一人のままだったけれど、心なしか表情に明るさの兆す高校生の小さな肖像だったよ、の子。
寒い

寒いの感想・評価

4.2
吃音って不思議な病気だよなあ
やっと出来た友達との2人の世界に邪魔者が入るのはいやだ
しのちゃんの歌声が美しい
ギターの下手さ加減がリアルでよかった(全部6弦から弾いちゃうとことか)
yuca

yucaの感想・評価

4.0
みんな頑張っている、学校生活みんな平気な気持ちになりたくて足取りを合わせたりしたなあと思い出す。キクチかわいいー優しくしたってほしい
原作未読
かなり乃木坂46に偏った文章

湯浅監督というと、優しい色味や柔らかなディティールが印象的で、今作でも本当に美しい画を見せてくれた。
そう感じるのは乃木坂46のMVや個人PVで見慣れてきたからだと思う。屋上から見える海や、砂浜でもつれ合う2人は乃木坂作品でも見られる。屋上のシーンはTwitterで監督自ら同じ場所だと言っている。

持たざる者達が一点に向かっていくストーリーだけど、それをウェットにならないように進んで行く感じがなんだか気持ち良くて、終わっていく感じも良かった。

湯浅監督作品で最初に驚いたのは乃木坂46の個人PV(特典映像)、「赤い傘のひと」。一人息子を育てる父親が台所で煙草を吸っている。何気ないこのシーンで男の背後にある台所がかなり荒れている。これだけで家事が苦手で苦労していることが想像できる。台詞がなくても男の今の状況がわかる。アイドルの個人PVでこんなにちゃんとドラマを作る人は珍しい。乃木坂の映像作品の中で湯浅監督作品は別格で、スタッフを見なくても予告編を見ただけで湯浅監督作品わかってしまうくらい別格。
meko

mekoの感想・評価

1.0
テンポが悪く、見ていて退屈。
表情だけのシーン、無言のシーンが多い。
菊池や菊池を取り巻くクラスメイトの空気感はリアルで、自分が学生だった頃を少し思い出した。
XmasStory

XmasStoryの感想・評価

4.0
上手く喋れない彼女と上手く歌えない彼女のゆっくり育み静かに終わっていく青春の宴。孤独をふわり漂わせていたふたりの距離が縮まって音楽を通して深まってく過程が良かったです。そこに空気が上手く読めない彼が加わり微妙に関係がずれだし…。

南沙良ちゃん蒔田彩珠ちゃんが自然体で好演。歌声も素朴だけど透明感あって好き。個人的には彩珠ちゃんのキャラが好き。でもラストの沙良ちゃんの渾身の演技は圧巻でした。あんなに何もかもさらけ出すの凄かった。伝わった。

面白いのはその後クラス替えを経ての三人三様の在り方。意外だったな。でもそう言うこともあるなーて。その時は仲良しでもふと疎遠になる感じ。

大好きな青春映画またひとつ増えました。
あ

あの感想・評価

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自己紹介のシーン、全員の視線が集中する数分間が私も本当に恐ろしかったな、、ということを思い出して息が詰まりそうだった。三人が最終的にそれぞれになるラストはリアルで良かったと思う。
chico

chicoの感想・評価

3.5
んー、なんか惜しい。ラストが変。

しのちゃんの鼻水の垂れ方が漫画より漫画みたいだった。
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