SHIHA

黒い箱のアリスのSHIHAのレビュー・感想・評価

黒い箱のアリス(2017年製作の映画)
4.0
すごく理解の難しい話でした。
で、私なりに勝手に解釈しました。


思想的な話になりますが、パラレルワールドっていうのがあります。
または、人が想像しうることは実際に存在しているという思想(≒無限)もあります。
そして多くの宗教家が言うように、神は愛であり、、、、
その愛とは、私なりに解釈するに「あなたはあなたの思うがまま」という、すべての自由が、すべてのものに与えられていることだと思うのです。

そういったいくつかの考え方を基にして、この映画を語れば、

私たちは、無限に広がる、いくつものパラレルワールドをぴょんぴょんと渡り歩いているわけです。
そして渡り歩くキッカケというか、その運命を決定づけているものは、自由な選択の中から、そうありたいと願う『意志の力』。
その意志の力を育てることが、義手を動かす「意志の力」で表現されていました。

そんな考えに落ち着きました。

なんとなく、私自身、映画を見ていて、寝たときに見る夢の時だけでも、今とは違った過去へ飛べそうな気がしてきたぐらいです(笑)


今の最先端の思想の中で、「現実世界と思っている今のこの世界は、実は仮想現実の世界である」と言われ始めました。

実は、昔から仏教では語られていたこと(人は死んでも生まれ変わって別の人生を歩む≒輪廻転生≒仮想現実)なのですが、、、それと同じようなことがデジタル思考の進んできた近代思想でも語られるようになってきたわけです。


早い話が、この映画が言いたいことは、
「自分が住んでいる今の環境は、自由に選択できる無限の世界の中から、自分の強い意志が決定づけた結果である」ってことだと感じました。


こんな解り難いだろう考察文を、
最後まで読んでくれて、ありがとうございました( ´∀` )
SHIHA

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