ここでの評価が高いので期待していたけれども…。
ハズレが少ない宇宙ミッション映画。2000年前後の大作米映画のような古臭くて大味な仕上がり。演出がクサい上にドラマチックさに欠ける。薄い山場でこの長尺はしんどいよ。
宇宙が舞台の映画って閉塞感や圧倒的スケール故の無力感や絶望、そこからくるハラハラドキドキってのが肝だと思うんだけど、この映画に限ってはなんだこの緊張感の無さは。ちょっと頑張れば何とかなりそう感出してんじゃねえぞ。
そしてラストにかけて「ロ!シ!ア!」の掛け声が聞こえてきそうなほどのロシア讃頌。プロパガンダかこれは!
この感じどこかで…と思ったらアルマゲドンだわ!あっちの方が面白いけどな!期待外れが!