サリュート7の作品情報・感想・評価・動画配信

「サリュート7」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

3回目の視聴。
以下、再視聴コメント。


1982年から4年間だけ有人ミッションで使われたソ連の宇宙ステーション『サリュート7』を舞台にした史実再現映画だな。

圧力の単位として、懐かしのミリ水銀が使われていた頃の物語だ。

一部、人智を超えた何者かの存在を題材として使っている。

劇中では「天使」という表現が使われているよ。

手動でのドッキングや、ステーション内の氷点下環境での作業など、緊迫感のある場面も多数ある。

氷が溶けて宙空に漂う水分の球体を掻き集めるシーンは観ていて気持ちが良かったよ。

ところどころに入れてくるウィットに富んだジョークも笑えたよ。

複雑な人間心理や葛藤も実に見事に表現されている。

この映画でもウラジミールが主役だ。

全般的に、嘘くさい派手な演出が無い分、リアリティを感じられて良いよ。

船内も船外も実にリアルな映像で再現されており、船外活動シーンも、リアル映像かと見まがうほどにリアルだ。

唯一、最後に破壊に成功する最も肝心な「邪魔なアレ」が、なにやらCGっぽくて良くなかったが、他は総じて実にリアルだ。

そして、家族のもとへ帰りたいと思う気持ちを押し殺しての責任感による最後の自己犠牲もまた、実に良い演出になっていて、3度目の視聴でも感動したよ。

私に彼のような決断が果たして出来るであろうか、と自問自答するよ。

また、主役の足を引っ張り続けたもう1人の若い乗組員が、負け戦で恥をさらすより切腹を選ぶ武士の心根にも似た、男としての精一杯の虚勢を張るという演出もまた最高だ。

ただし、そこに至るまでの彼は、やたらと小心者で失敗やパニックばかり起こすというのは少々鬱陶しいが、それくらいの悪条件を設定に含めておかないとアクシデントが起こせないので致し方のないことかも知れないな。

それから、私が個人的に最も好きなシーンは、2人が宇宙ステーションの外の縁に座り、地球の夜景やオーロラを見ながら会話をするシーンだな。

ともかく、数あるSF映画の中でも、演出や場面構成のセンスの良さと、ストーリー展開のバランスの良さにおいては、私の中ではSF傑作映画の1つに位置付けているよ。

素晴らしい映画をありがとう。
らぐむ

らぐむの感想・評価

3.4
特に前知識なしで試聴。
宇宙を描いた映画は他にも多数あるが、ロシア作品はおそらく初試聴。
少し地味な感じでストーリーが進んでいき、出てくる道具やソ連という言葉に古臭さや違和感を感じていたら…まさかの実話を基にした映画でした。
実話+脚色でも少し地味に感じてしまうのは実話なら納得。

映像美やカメラワーク等、米映画の大作にも負けない仕上がりで、普通に良い映画という印象。
ソ連時代にあれだけ命令違反を繰り返す宇宙飛行士がいたのかと思うとすごい。
宇宙飛行士こんなに命令守らんのかよw
実話らしいが、ちょいちょい嘘くさい
ロシアの機能不全に陥った宇宙ステーション「サリュート7」を復旧させる話。
実話を基にした話ですが、ストーリーは映画っぽくしてあるので若干嘘臭いです。
宇宙ものは好きですが、その中でも映像のリアリティが高い作品だったと思います。
リアム

リアムの感想・評価

3.4
1985年にこんな事態が起こっていたとは。「不思議な体験」をメインに考えていたので勝手に肩透かしをくらったが、なかなか凄い出来事だった。

制御不能に陥ったソ連の宇宙ステーション「サリュート7」に2人だけでロケットで向かうその勇気!いったいどんな精神をしているのだろう。生きて帰れる可能性も薄いとんでもないミッションに挑む!

映像も非常に美しい。期待以上の出来栄えに驚きました!宇宙空間、宇宙船やステーション、船内や遊泳シーンはもちろんのこと、特に2人の乗ったソユーズが雲を突き抜け宇宙へと昇っていくシーンは圧巻で心震えました!

次々と起こるトラブルにハラハラ。2人の眼前に現れたチャレンジャー号に胸が熱くなりました。翌年の悲劇を思うと1985年に宇宙に行く困難度の高さをひしひしと感じます。ロシアの音楽など楽曲も独特で面白かった!
桃龍

桃龍の感想・評価

3.5
2020-02-27記。
『アポロ13』と『ゼロ・グラビティ』を合わせたような作品。
だからといって、よくある低予算のモックバスターではない。美しい地球をバックにした映像は、映画館で見たかった。
どこまでが事実なのだろう。ロシアのことだから、本当はもっと悲惨だったのではないか…。
ムーン・フォールのあとにオススメで出て、予備知識も無く全く期待せずに観ましたが思いのほか良かったです。実話ベースの話が好きなのかもですがムーン・フォールが自分的にはイマイチだったので(笑)これは観て良かったです。
A

Aの感想・評価

3.5
キャッチコピーから若干SFホラー混じりかなって思ってたら、実話ベース作品だった。

序盤〜中盤あたりの展開が、エメリッヒの『ムーンフォール』に既視感がありすぎて、多少なりと参考にされてたり?..とか思ったり、80年代の史実なのかとか思いながらみるとなかなか感慨深かった。

宇宙空間の映像も綺麗で、このジャンルはほとんどそうだけど、こういう宇宙の神秘的な場面は映画館でみたかったと思う。


この時代だから宇宙飛行と言えば米露の2カ国なんだろうけど、昔から宇宙空間でさえライバルで...実話なだけになんとなくリアルなもの悲しさもあるけど、最後の国の垣根を越えて宇宙飛行士同士として敬礼し合うところは感動があった。

今回はロシア主観の作品だったから余計にだけど、良い作品は制作地やキャストに関わらず今後もずっと見続けられたらいいなと思う。
masatoshi

masatoshiの感想・評価

3.7
突如制御不能となった宇宙ステーション、サリュート7。回収する唯一の方法は手動ドッキングし、宇宙飛行士が乗り込んで直接修理することであった。制御不能の中、予想外の事態が彼らを襲う!

人命よりも宇宙開発の競争を優先する上層部がリアルでむかつく!
無重力下かつ制御不能の宇宙ステーションでの作業なので、何が起こるか分からないハラハラ感があった。
宇宙の壮大さと残酷さを味わえる作品。
まさかの実話!
shibadog11

shibadog11の感想・評価

3.8
ロシア版アポロ13という感じ。

全体的にややテンポはゆっくりめ。
だが宇宙シーンの完成度も高く、心理的葛藤も丁寧に描かれており。落ち着いて見られる。

冷戦下じゃなければまた違った展開だったのだろうなあ。
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