"完全なる飼育"の映画化ーーー
てジャケットの表紙に書いてあったから、どんだけエロいんだろうゲヘゲヘ
みたいな邪な気持ちでレンタル。
1986年、オーストラリアのパースで、わずか5週間の間に15～31歳の女性4人をレイプ殺人、1人をレイプ監禁した事件を映画化。
この映画のモデルになってる17歳の女子高生は誘拐、監禁の翌日に逃げだせたようで、この子が逃げれなかったらもしかするともっと多くの人が被害にあってたかもしれないなと思う。
こういう、"異常な"ニュースって、テレビの報道やニュースで知ることはできるけれど、実際にはどんなものだったのかを窺い知るのは難しい。
監禁のニュースとかみても、え、逃げられなかったの？とか、なんでついていったの？とか思ったりするけれど、この映画を見てあぁ、逃げられないな、と思った。
夫婦(カップル)で監禁していたからこそ誘拐がスムーズにいった場面もあるだろうし、夫婦だったからこそ逃げ出せた。皮肉だなと思う。世の中には本当に、危険な人がいるもんだな
私がもし高校生の頃に誘拐、監禁されたとして、彼女ほど抵抗することができただろうか。こんな事件があったりすると、我が子にはGPS埋め込みたい気もする。
