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響 -HIBIKI-のDeeCoのレビュー・感想・評価

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)
3.9
『shougeki』

こういう作品は邦画にピッタリ。

文学の世界に天才的作家現れる。
しかも、15歳。
また独特なキャラで。

彼女の数少ない言葉が、既存の価値観をえぐる。
まさに、それは文学の革命を起こす必然性を感じさせる。

賞にはこだわらない。
たしかに。
そのスタイルは自分の心に沁みた。

好き。

ただそれだけである。

好きなものには正直で。

まっすぐで。

自分がいいと感じたものにも正直で。

妥協しない。

時には、そのエネルギーが破壊へとつながる。

彼女の革命的な衝動は社会の動揺へとつながる。

最後の東京の風景は素晴らしい。

映画がいよいよ終わるのに、どこか満たされない心のコップを持たされた自分を感じる。

この街には彼女の醸し出された衝撃の種が、都会に撒かれたのかと。
その小さな出来事が、現実的空間も変えていくところも見てみたいと。

その中でエンドロール。
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