共感できる部分が少ない。響ちゃんは常に天才として描かれるし、やることが飛び抜けすぎて。
そこはいいとしても、それに対する響を囲む人物の気持ちの描写が少なすぎて、響の在り方にどう言う影響を受けたのかが見えない。最初は響とぶつかる人物がその後考え方が変化したり響に対する接し方が変わっているのだけど何に影響を受けたのか、どんな葛藤があったのかが描写されないので、他の登場人物にも気持ちが入らない。最初の方に出てくる響の幼なじみのような男に至ってはもう誰?という感じ。
最後のオチに至っても、うーーん。
せめてリカやふみの人物の作り込み、お互いの葛藤や対話をもっと見たかった。