このレビューはネタバレを含みます
今日は高橋一生祭りじゃ〜！
さっき見た別作品では、ゆるい服に幸薄そうな微笑みｲｯｾｲ最強だなと思ったのに、今作で登場するなり一瞬で「黒シャツパーマで悪いこといっぱい知ってそうなｲｯｾｲ最強かもしれん…」とほだされた。
ハイヒールに口付けるｲｯｾｲよ…
でも場面を追えば仄暗さは払拭されてゆき「持ち逃げするはずがない！」と思わされるの、高橋一生の突き抜けた怪しさといい人感、どちらもばちばちに活きてたなって。
きっと九十九は保険で払い戻せなくても、1億持ってなくても、友人のためなら34万を払ったのだろうな。
大友監督作品、気迫や声がハマるキャストさんが揃ってて好き。そして声の録り方もまた丁寧。
藤原竜也ボイスでのセミナーならわたしも聞いてみたいかも(笑)「安心を買っている」のくだりの藤原竜也、呆れと妙な納得で笑けてきた。
夜桜が映り込むシーン、モロッコ市場でのお皿屋さんのシーンでも大友監督を感じちゃった。ふわふわホコリを浮かべるまばゆい光。大友監督の、木々と建物と光の表現大好き。
