このレビューはネタバレを含みます
3億円を手にした後、その使い道を親友に尋ねに行ったら、全部持ち逃げされてしまい、それを取り返すために奔走する話。
お金の使い方とは何か?を問うお話なんですが、なんというか最終的に全部茶番なので、「あ、そう…」っていう感想しか持てない。
一男は反省の弁を口にするけど、結局その3億円をどのように使うかについては語られず、片手落ち。
また海外ロケ全部別に必要を感じない。
九十九が一念発起して起業を決意するキッカケになったようですが、唐突なので別に海外に行かなくても何かしらのキッカケは掴めたのではと思う。
で、起業した会社は売却することになったようですが、そのキッカケも上辺が語られるだけでふーんとしか思わないし、その後九十九がまた何か会社やってるみたいですがそこもよくわからない。
人間関係の描写がペラッペラすぎて中身がないのです。。
お金の性善説のようなオチは誰でもそんな使い方はわかってるわけです。
それよりも一男がなんでそんなに貧乏なのかにスポット当てないと、ただお前がちゃんとしなかっただけじゃんとしか思えないのです。
こんなどうでもいいストーリーを人気の役者さん集めて映画にする意味はなんもないですね。