佐藤健目当ての鑑賞であったが、いつもの佐藤健とはちがい夫で父親で借金まみれで頭ボサボサの冴えないメガネの役であった。
しかし、かっこいい。
3千万の借金を背負い、昼も夜も働き、家族とも離れ離れに暮らしている一男。一男の願いはたった一つ。借金を返して家族と暮らすこと。
ある日、たまたまもらった福引の宝くじが3億円当選。さあ、このお金をどうする?みたいな話。
途中親友の九十九にお金を持ち逃げされたため、九十九とともに会社を経営していた3人に会いに行く。
お金とはなんぞや、の問いが何度も繰り返される。
その中で、九十九が払ったお皿代。34万円ちょいがいちばん心にきた。ぼくは払うことができるのかな。お金に余裕があったとしても。
いまいちキャラの背景がつかみきれなかったので、なにを考えているのかわからなかった。ところどころ過去のシーンがはさまれるんだけど、もう少し詳しく知りたかった。原作ではあるのかな。
特に嫁。
キャストは豪華。
1人だけ苦手な俳優がいて途中顔を隠しながら観てしまった。
高橋一生の演技は良かった。
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