酷評だったので覚悟していったがなかなか良かった。
何が良かったって、ストーリーは意味不明だが要所要所の映像がチャレンジングだった。小さい子供が馬に乗ったときの景色はどうであるか。妹ができたときの兄の気持ちはどうであるか。
特に、わんこの描写は非常によく特徴を捉えているなと思う。決してわんことは一緒に観れない映画だ。
一言で言うなら子育て映画。ただし、大人から見た子供の成長を描くに留まるのが残念。それならドラえ○んとかポ○モンのほうがよっぽど…ゴホンゴホン。
不思議な世界に迷いこんだわけでもないし、冒険してきたわけでもない。大人から見れば「くんちゃん今日も楽しかったね~(今朝の夢とごっちゃになっちゃったのかな?)」となる話を、あえてファンタジーにせずエッセイにした作品だ。
この作品の寄り添うところは、新ママ、新パパなので期待はずれと感じるのも無理はない。くんちゃんと“未来のミライ”の勇姿を90%で観たかった。