前作「バケモノの子」の後半パートからから自分の嫌いな作風になりつつある細田守作品だったけど、今回は全編それで参った。
懲役98分。
どの物語にも何かしらツカミがあるものだけど、今作はツカミを吹っ飛ばしていきなり物語に放り込まされ、飲み込め(解釈しろ)と強要される気分になった。
各幻想の場面が主人公の成長シーンとは到底思えずただのお説教に感じられ、押し付けがましさが半端なさすぎた。
他にも父親や主人公の声etc…
ああ、キリがない…
あとサマーウォーズから今作までずっと家族モノ。そろそろ違うテーマでやってもいい頃合いでは?
去年は良いアニメがたっぷりあったはずなのに、なぜノミネートすらされてないのか…
納得できない。