このレビューはネタバレを含みます
電車のサスペンス映画かと思ってみたら意外な作りだった
電車でのテロを阻止したアメリカ人三人
彼ら本人が主演をしていて驚き!
演技がとてもナチュラルだし素人とは思えないぐらい上手くて、演出の実力の高さがよくわかった
前半は彼らの生い立ちと電車に乗るまでのヨーロッパ旅行記
ほとんどがドキュメンタリーのように進むし、実話で知っている話なのでドキドキ感はありません
でも、いざという時の軍人の頼もしさに感動しました
それから、
問題児だからといってその場限りの罰を与えるのではなく、子供を信じて心からの愛情をかけ続けて子育てする事が最高の教育になる事を改めて実感した
その部分も監督が伝えたいテーマのひとつだったのではないだろうか
発達障害とされる子供を持つ親の心の支えになると良いと思う
最後の親子の誇らしい表情が全てを物語っていました