感想が難しい作品だなぁ。
特筆するべきなのは、電車で起きた実話がベース。そして、当事者たちが主演だということ。
公開当時は、イーストウッドも目新しいことするなぁという所感だった。
2023年。今初鑑賞なのか、少し思うところに変化がある。
日本でも近年、テロリズムな事件が多発している。悲惨な事件が報道され、SNSも相まって間近に感じてきた。
主人公たちは、異国のバケーション中で厄災に遭遇してしまった、良くも悪くも米国の一般人だ(一応軍人ではあるが)。そんな彼らはテロリストに立ち向かった。
これは映画であり、世界に向けたエール的作品なんだろう。監督は、誰もが勇気を持って悪に立ち向かえるということを伝えたいように感じれた。
日本では無敵の人などと呼称されているが、悪は摘まれる。そして、それはあなた方の手によって可能なんだ。というメッセージを感じた。
映画作品としてはボチボチだったが、強いメッセージ性を感じれた。