2024/02/01視聴、U-NEXT
クリント・イーストウッド監督作品鑑賞週間。
そして事実に基づいて忠実に映像化した話。
アムステルダム発パリ行きの列車で銃を持った男を3人の若者が果敢に立ち向かう話。
しかも、3人の若者は、本人が演技している。
視聴前から、本人が出ていることは知っていたが、まさか3人ともで、フル出演。最後の勲章の授与のシーンだけかと思ってた。
まず素人(だと思う)3人の演技が、とても素人には思えない。
子供のころから3人は友達で、子供時代から順を追った話と列車の中での状況が並行して、都度切り替わっていく。
列車内の事件であることを知らずに鑑賞すると、この切り替わりが理解しづらい気もした。
子供時代に、集中力が保てない障害があると教師から言われた彼ら、スペンサーにいたっては、海軍でも適性検査で希望の職種にはつけなかった。フランス大統領からは、勲章は人格者としても称えていると言われた時に、子供時代に言われたことや適性検査とは関係ないという回収がなされた気がした。
そして、フランスの勲章がもちろん勇気ある行動に対してだけど、加えて人格者であることも勲章に値する、ステキな勲章だと思う。
日本でこのような感謝できる賞ってあるんだろうか。
躊躇なく人を助ける行動ができる彼らは本当にすごい。
そして、淡々と事実を映すクリント・イーストウッド監督もさすがです。