ぉゅ

15時17分、パリ行きのぉゅのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.7
2025年 鑑賞 25-40-9/3-6
NHK BS にて
2015年8月21日に発生したタリス銃乱射事件を基に、「ハドソン川の奇跡」「リチャード・ジュエル」等のクリント・イーストウッド監督・脚本による、2015年夏。554人を乗せてパリに向かっていた高速鉄道タリス内で発生したタリス銃乱射事件に、立ち向かったスペンサー・ストーン(本人役)、アンソニー・サドラー(本人役)、アレク・スカラトス(本人役)の3人の若者を描いた作品。

ー 幼馴染み3人の勇気の勲章 ー
実際にタリス銃乱射事件に巻き込まれた3人を本人役とて主演起用している作品、3人の過去とADD(注意欠陥障害)、スペンサーは読むのが遅いとアレクは窓の外をよく見る、シングルマザーの子は統計的に問題を起こしやすい?(はあ?うちの姪たちもか?んなことねぇわ!)と「私の神は統計より偉大よ」(そうだそうだ!)、スペンサー&アレクは校長室でアンソニーと出会うと再び3人は校長室へと悪ガキトリオ結成の握手 好き、サバゲーと「プロムに行きたい」と3人の友情を強く感じるシーン、アレク&スペンサーは問題児?と「いつかケガ人が出る?と「息子さんにとって一番いいのは父親と暮らすことです」はぁ?そっちの発言のほうがよっぽど問題!、アレクが... と「さよならじゃない “またね” だ」と敬礼のポーズがグッとくる、スペンサーの部屋に「フルメタル・ジャケット」のポスターとアレク&スペンサーが迷彩服を着着ている理由、ここは少し高速鉄道タリスの事件へとトイレに10分もとスーツケースも持ち込んでるという違和感と... 、スペンサーはアメフト選手を目指し特訓とだが... 、スペンサーは入隊とアンソニーとの関係は今も続いているようだ、寝坊と腕立て伏せとその他も失敗か続き... 、アレクが戦争に向かうと彼の身に何か特別なことが起こる?、スペンサー&アンソニーのローマ観光とコロッセオとトレビの泉、アレクはドイツとおじい様の足跡をと「「チアー!」」、ベネチアと水上バスと難破からフランスへと「「「サルー!」」」、「俺たちに選択肢はない 人生に導かれてる 人生が俺たちに “ゆっくり行け” と」と「でも それは今日じゃない」、早くベルリンへと「アレクを女から救う」とあの3人は今も関係が繋がっていたんだぁ!、アレクとの再会は... と次の日グロッキーの3人とあの高速鉄道に乗り込みパリを目指すとここからトイレの違和感のシーンの続きと繋がっていく、スペンサーのタックルとアレクが銃を奪うも... と車窓の血の跡とアンソニーも加わります 3にんがかりで犯人の自由を奪う、3にんの行動が凄いし早い!、警察や救助隊が乗り込みなんとか一件落着、“主よ 私を平和の道具にして下さい 憎しみには愛をもたらし いさかいには赦しを 疑いには信仰を 絶望のあるところに希望を 闇があるところに光を 悲しみには喜びを 人は与えることで受け 赦すことで赦され 死ぬことで永遠の命に甦るのです アーメン” と子ども時代がキリスト教の学校だからだな、ラストシーンと勇気ある行動で最高位の勲章を

事件のことが描かれるのかな?と思ったら、前半が3人の幼少期での出会い ~
別れを、中盤がスペンサーの軍隊での日々を中心に3人が高速鉄道タリスに乗り込むまでを、後半で所々での中で挿入された事件へと繋がっていく三部構成の作品だ。まだ未鑑賞の方はそこだけご理解を。後期のイーストウッド監督のじっさいの事件を基にした作品群で、より再現VTRに近い作品となっている。幼少期の章も青年期の章も絶対に必要だったと感じた。

「私の神は統計より偉大よ」

「俺たちに選択肢はない 人生に導かれてる 人生が俺たちに “ゆっくり行け” と」

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