marina

15時17分、パリ行きのmarinaのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.8
本人らが本人役でってなかなかB級になりそうだけど、違和感なく…というか上手くないか!?というクオリティで、なんだか感動してしまいました。

最初の10分くらい、カメラのせいか演技のせいか"アンビリーバボーの再現V"とか"カラオケのイメージ映像"感が出てて大丈夫かよと心配しましたが、途中からはしっかりシネマに戻りました。良かった良かった…その後はアクション映画的な迫力もあり、だけどセルフィとか細かいところまで盛り込んでて、より3人の性格とか見れてリアルに感じました。

ここ数年起きたテロのことを思い出すと震え上がるほど恐ろしいし、いくら軍人が訓練されていても実際に訓練通り行うのは難しいでしょう。立ち向かうことを選択する主人公ら、そして発見者たちもすごすぎる。

銃が好き、わたしがアメリカにいた時はこういう銃のマニアのクラスメイトには少し警戒していましたが…必ずしも悪い人間とかサイコパスになるわけではないのだと。偏見は良くないですね。

わたしが感動したのは神への祈りの言葉です。あんなこと言える子供なんてなかなかいない!そしてそれを叶えるんだから鳥肌ものです。
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