2018年36本目、3月8本目、劇場12本目の鑑賞
クリントイーストウッド監督作
実際に起きたテロを題材とした作品
イーストウッドは実話好きだなぁと感じます
序盤は3人の登場人物の過去と現在を掘り下げていき、終盤に事件が起きるという内容になってます
事実があまりにあっさりとしているので、その緊迫の描写が思っていた以上に少ないのには驚きがありました
一方でイーストウッドは事実を変に崩すことなく淡々と描いているんだと考えれば好感を持てる方も多いように思います
私としてはもう少し脚色がほしいですが…
あと、全体的に細部の音も録音しているなぁと感じました
別に音入れなくても映像だけで十分に分かるような効果音もしっかりといれていました
この点については今まで意識してなかったからなのかイーストウッドの作品から特に感じたことがなかった点なので新たな発見といった感じでした
あと素晴らしい点として、テロを経験した彼ら自身、本人が演じていること
この点だけでかなり評価が上がります
ただ、私としては作品についてはやはりあっさりしすぎているなぁと思わずにはいられません
一応イーストウッドなので観ておいて損はないとは思います