15時17分、パリ行きのOliverのレビュー・感想・評価

あるテロ事件から多くの命を救った勇敢なアメリカ人３人のヒューマンドラマ。
テロ自体に焦点を当てるのではなく、あくまでも青年３人の生い立ちや人となりに注目し描いているところがクリント・イーストウッドらしい。なにより出演者が本人たちというのが凄すぎる。

戦うことが好きだったヤンチャで問題児だった少年たちは、実際に夢見た軍人になり、言葉を超えて本当の意味での正義と信念を貫き通した。その姿に心が震えた。