イーストウッドの監督作品だから、期待したが、ハズレだった。
列車テロの被害を最小限に食い止めた彼らの勇気ある行動は賞賛に値するが、映画にするほどではなかった。
列車の事件については、残り22分で十分。それまでの70分ほどは、彼らの小学生からの平凡な成長期。軍隊で鍛えていた以外に、“勇気ある行動”につながる特別なストーリーはなかった。特に、旅先のナイトクラブでふざけてポールダンスしてるシーンは長く感じ、誰の何を見せられているんだ?と我にかえる。
意味を見出すとすれば、
彼らと同じような平凡な人間でもヒーローになりうるんだぞ、自分にとっての“テロ“に立ち向かおう勇気を出そうってか?