みのまめ

15時17分、パリ行きのみのまめのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
1.6
「運命」をテーマにした作品。彼らがあの事件に遭ったことは今考えると、偶然だったじゃ済ませられない。

そんなわけで主人公スペンサーの、事件に遭うまでの経緯が作品のほとんどを占めるわけだが、不要なシーンが多く単調で特に何か大きな伏線が張られるわけでもなく、主人公たちの(事件に遭った本人を役者としているので仕方ないが)少々胡散臭い演技に付き合わされる。

そして終盤の列車シーンはほんの数分で終わってしまう。
宣伝ポスターを見る限り、ここをもっと尺長めに取って欲しいところなのに非常に残念。

何も考えず、気楽に観れるかと言ったらそうではない。テンポが悪いから。
何か考えさせられることがあるかと言ったら、そうでもない。シナリオが薄いから。
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